めんたいこ業界に、あるべき社会を見た
めんたいこ業界、低価格化で競争激化 (qBiz 西日本新聞経済電子版) - Yahoo!ニュース
めんたいこは、特許取得しないという文化。競争が激しいのは当たり前。だからといって商品開発を怠ったりはしない。アイデアではなく、その実装を競う。常に進化し、安くなり続ける。すばらしい。
うろ覚えで調べもせずに書く。
めんたいこの創始者の人はめんたいこの特許を出願しなかった。
それは、「めんたいこは庶民の食べ物である。何時でも何処でも誰でも手頃な値段で食べられるべきである」と思った、とか。
以降、めんたいこ業者は新しい製法などのアイデアを得ても特許を取得しなくなった。
という美しい話。
実際のところは知らん。
で、そうだとするなら、良い製法、アイデアがあればパクる、ということになる。
そうすると、価格競争になる。
創始者が描いた通りのすばらしき、めんたいこ社会である。
特許制度がなくなると技術革新が進まなくなるというような心配は杞憂である。
めんたいこ業者は各社、常に商品開発を続けている。
これは他技術、産業に置いても一般化できるんじゃないか、という気がしている。
さて、めんたいこは、結局は、その実装を競うことになる。
一番すばらしい実装をしているのは「かば田」だと思っている。
昆布付け辛子明太子が最もコスパが良い。
昔は福岡空港に置いてなかった気がするが、最近は置いている。