人は本来進んで生産性を向上させたがる生き物
ホワイトカラーの成果を客観的に評価できないのが原因か - lestructure's blog
自分でも書いておいて何なんだけど。
経済的インセンティブにしか言及していないが、それだけではない。他のインセンティブもある。
色々とあるのかもだけど、社会的インセンティブと道徳的インセンティブという要素がある。
経済的インセンティブは、生産性を上げたら給料を上げますよ、というような話。
社会的インセンティブは、周りの皆が生産性を上げる努力をしている中で、自分だけ無視できない、というような話。
皆がサビ残しているので帰れない的な話の裏返しでもあるかもしれない。
道徳的インセンティブは、経済的な話や社会的な話がどうあれ、自分の中で生産性を上げるべきだという価値観が生産性を向上させる方向に導くという話。
ここで、、、
X理論
人間は本来なまけたがる生き物で、責任をとりたがらず、放っておくと仕事をしなくなる
Y理論
人間は本来進んで働きたがる生き物で、自己実現のために自ら行動し、進んで問題解決をする
X理論でしか見れないと、経済的インセンティブが全て、ということになるんだろう。
もちろん、それはひとつの側面として正しい。
しかし、Y理論で見るとどうか。
人は本来、生産性を上げたいと思っている。
しかし、それを阻む何かがある。それを取り除けば、自然と生産性が上がるのだ。
という考え方も出来る。
実際、誰に強制されるでもなく、自発的に生産性を向上させようとする人がいる。
歴史的に見ると、人類は常に生産性を向上させてきた。
人は本来進んで生産性を向上させたがる生き物、なのかもしれない。