パクリにケチをつける行為は社会全体の損失

パクリについて。

 

「アホ男子かるた」出版の件 - スズコ、考える。 

特に問題ないと思う。が、問題ありとの認識なら法的に解決しましょう。

 

この話、私としては、

 

アイデア自体には価値はない - lestructure's blog

 

という姿勢なので、別に良いじゃん、と思う。

 

感情論は、どうしても合意点なんて見いだせないので議論してもしょうがないが、どうして感情に差が出るのかな、と考えるに、私の場合はビジネスパーソンとしての経験上、特許を出願したり他者特許をチェックしたりしてきたので、特許に抵触してなければセーフ、という考えが染み付いているからだろう、と思った。

 

特許されないってことは新規性なり進歩性がない、あるいは出願の意志がないということなので、その技術を使ってもなんら問題ない。

 

それどころか、それを実施しているということは、大抵の場合、社会に価値を提供しているという意味で社会に貢献している、と受け取るべき。

それを貶めるということは社会全体の不幸であり損失だ。

 

同じく、文章についても法的な権利化が出来てないものはパクって問題ないし、それが売れるということは社会全体で見たときに富を創出している、全体の幸福に貢献していると考えるのが合理的だ。

 

パクリそれ自体は悪ではない。

というか善悪の判断なんて合意できる訳がない。

 

 

法的な権利の侵害があるのであればもちろん違法であり問題だが、Twitterの規約等から「アホ男子」の権には問題がなさそうに見えている。

 

とするならば、これにケチをつけるのは社会全体の不幸につながる。

その上で、感情的に許せない、というのであれば合法的に嫌がらせするということはもちろん考えられるし、まあセーフなのだろう。

しかし、社会全体が不幸になるようなことは、私はお勧めしない。

(利害関係のない第三者で嫌がらせまでやる者がいたりするが、それはもはや「社会の敵」だと思う)

 

実際には違法なのかもしれないが、あくまで法的に決着をつけるのが皆が幸せになれる近道だろう。