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ゲスパー大戦としての学会誌表紙絵騒動が面白かった

ちょっと出遅れてようやくキャッチアップできた人工知能学会の新学会誌表紙絵騒動の件。

 

学会誌名の変更と新しい表紙デザインのお知らせ | 人工知能学会 (The Japanese Society for Artificial Intelligence)

 

学会サイドが謝罪した?ということらしいので、もうこういう騒動は起きないのだろうと思う。

というか、そもそも非常に一部でしか騒動になってない気もするが。

 

まだ収まってない人も多いみたいで、そう言う人はまあ、収まらないのだろう。

 

色々な議論があったようだが、私としては、ことの本質は、

「性的な願望が、結構はっきりと察知できる程出ちゃっててはずかしい!」

ということだと思う。

 

これが同人誌だったら、欲望丸出しでも良いんだろう。

学会誌なんて同人誌と変わらない、という説もあって、確かに人工知能学会は一般社団法人であって、公益社団法人ではない。

 

 

 

公益性が前提とされるなら、正当に批判されるべきであろうが、そうではないのなら、まあしょうがないんでしょう。

 

騒動になっているのは、一種のゲスパー大戦になっているからで、論点が無限に広がっていて、まあ、非常に面白かった。今年一番のトピックかもしれない。

 

ここで、ちょっと前の話を持ってくる。

 

不毛の連鎖! ネット上で優越感を奪い合う”マウント勢”とは? - トゥギャッチ

"自意識に基づいたゲスい勘ぐりは、本人がいないところで優雅にやるのが淑女のしきたり" というか、勘ぐった瞬間「お前の中ではな」となって、ゲームとして負けだと思う。

 

正に、こういう話だよね。

 

見方を変えると、自分のゲスパー暴露はすなわち自意識大開陳、ですよなあ。わざわざ言語化ご苦労様です、という。

そう言うの、私は恥ずかしくて、やれないなあ、と思うんだけど、匿名だからか、なかなか丸出し具合が壮観だった。

 

結局、勘ぐり、想像、ゲスパー部分は、何処まで行っても合意形成なんてされる訳ないんで、事実ベースでしか公(私は、それをゲーム、というけど)では話が出来ない。

 

 

例えば、「女性が掃除をしている絵を見て、私は女性差別と受け取った」というのは事実であって、否定できない。

これをぶつけてみれば公には「そのような意図はなかったが、受け止めて参考にする」くらいは最低限返さざるを得ない。

 

「絵の理想的女性に嫉妬しているのだろう」という返しはゲスいし、ゲームに負けている。

さらに「美少女好きオタク、気持ち悪い」と帰って来たとして、それも予想できるよねえ。もちろん、その返しもゲスいし、ゲームとしては負け。

 

その意味で、もちろん「性的な願望が、結構はっきりと察知できる程出ちゃっててはずかしい!」という私の感想もゲスパーの息を出ない。

でも、明らかだよねえ。

 

人って論理的に意思決定しないじゃない。

感情であり、欲望じゃん。

あの絵に決まった論理的な説明が出来ないのであれば、感情であり欲望、願望だし、まあ、見れば分かるよね、って言う。

 

とは思うものの、決定者たちが、いやそのような性的な願望はない、って言い切るのだったら、いやそれでも願望丸出しだというのはゲスい、という話にはなる。

 

ごめんなさい。撤回します、と言うしかない。

でも、やっぱり明らかだよなあ、強弁してまで何を守りたいの?と心の内では思うけど。

 

後、女性差別を助長するような意図は当然ないだろう。

ただ、無意識的な女性差別意識を持っているんだろうなあ、とは受け取っている。(これも当然、ゲスパーの域は出ない)

 

一方、分子生物学会の表紙絵は粋だと思う。

 

これぞ和のデザイン!?分子生物学会の会誌が雅すぎると話題に | THE NEW CLASSIC

粋だね。別の話題に結びつけている輩がいるけど、それは野暮ってもん。

 

これに対して、このような絵でも差別だ!と騒ぐ人がいるんだろうな、的なコメントがついていたりする。

これは、ゲスパーですらない。ひたすら野暮。というか小学生的。

どういう見方をしても面白くない。